在米ぐうたら主婦の日常

CR-1取得までの道のり&アメリカ生活

VISA取得(IR-1)まで【保留→失態】

注!こちらの記事は私がVISA申請を行った時の経験をもとに書いています。移民法・申請方法は頻繁に更新されます。申請の際は、必ずご自身でUSCIS、NVCのHPで最新情報をご確認をお願いします。 

 

前回までにUSCIS NVCとゆっくりながらも順調に手続きを進めてきた私たちですが、ここでいったんプロセスを中止することになります…。

 

 

 

VISA申請一時ストップ 

諸事情ですぐの渡米が難しくなり、一旦手続きを中止し渡米の目途が付いたら手続きを再開することになりました。NVCの書類は渡米準備が整ったら送付することにし、とりあえずは保留しておくことにしたのですがこれが大間違いでした…。

 

手続き再開

仕事の状況が落ち着き、そろそろIVパッケージを送付しようかと夫と話していたころNVCより1通のメールが届きます。

 

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NVC

これはやばいやつです。

 

ざっくり要約すると(ざっくりすぎなことをお許しください)

 

ここ一年、あなたたちNVCにコンタクト取ってないけどうなってます?もう移民ビザいらない感じですか?それとも連絡し忘れてただけでまだ欲しい?もしそれなら早急にNVCに連絡ください。

 

これは最終通告です。いまのところケースナンバーは有効ですが、こちらの指示に従わないと今までの手続きぜ~んぶぱ~ですよ!

 

はいすみませんすみません!うっかりしてました、まさか一年経っちゃったとは申し訳ありません!欲しいですビザ欲しいです!すぐ連絡します!!!

 

と言うことですぐにNVCに電話。手続きを続行したいことを伝えると

 

「はいはい~じゃあこの電話で再度ケースをオープンしとくわね~」

 

え~と…払った申請料は…

 

「あれはもう失効したわね!もっかいAOSfeeとIVfee払ってね~。それから書類送ってね~!メールにインストラクション送っておくわね!は~い、よい一日を!!」

 

はいそうですよね…ありがとうございます…よい…一日を…泣

 

申請やりなおし!?

私たちのとんでもないうっかりにより再度NVCプロセスをやり直すことになってしまいました。

 

I-130が許可された後、一年以上、移民ビザ申請のための手続きをされないと、I-130が失効する可能性があります。ただし、1年に1度米国大使館に連絡することでI-130許可の資格を永久に保持することができます。ご連絡先および将来移住する意志がある旨を明記した手紙を米国大使館へお送りください。

 

はっきりと大使館のサイトにも明記してあります…。もしI-130承認後に手続きを一時中断し、期間を延長したければあらかじめNVCに1本電話を…。

 

しかし私たちの場合、NVCの申請料を支払後の延長決定だったのでどのみちしょうがなかったのかも。申請料は1年で無効になってしまうみたいなので、渡米がすぐに出来ない方はNVCでの申請料支払をする前に手続延長をするのが良さそうですね。

 

幸運ながら(?)I-130は有効のままでNVCステージからやり直すことができました。もし最初の最初からになっていたかと思うと恐ろしいです。タダでさえ延期になっていた所に、更なる手続きの遅れ&申請料の再支払。痛い出費です。(夫が)

 

NVCプロセス再び…

失ったお金は戻ってきませんが、全ての手続きがダメになったわけではありません。後は書類を送って面接の日程を待つだけ、VISA取得のゴールは見えています。

 

ここから私たちが急いでやったこと

 

Pay Fees

AOS fee(Affidavit of Support Fee) $120

IV fee(Immigrant Visa Application Processing Fee)  $325

の2種類あり、AOSの支払いが承認されてから…あれ?デジャヴでしょうか?

はい、もう一度サクっと申請料を払います。(夫が)

どんどんいきましょう。

 

Collect Financial Documents

渡米後に政府の援助(生活保護など)を受けずに生活できることを宣誓する為の書類で…??なんか見覚えが…。1年前に用意したIVパッケージの書類も古くなっていた為、再度用意し直しすることになりました。

Collect Supporting Documents

welcome letterに同封されていたリストを元に必要な書類を…こちらも前回の記事と同様です。私は戸籍謄本、犯罪経歴証明書などを再度ゲット。

 

急ぎつつも漏れがないようにないようにIVパッケージを準備します。2度目なので慣れたものです。(自慢にならない)

 

前回との記事の間に一年のブランク、とんだバタバタがありましたが無事にIVパッケージを送るところまで追いつきました。(DS-261や苦労したDS-260は有効期限内だったためやり直さなくて大丈夫でした。)

 

こんなヘマをしでかすケースはなかなかないと思いますし、どなたの参考にもならなそうですが思い出として記録しておきます。

 

すこし足踏みしてしまいましたが次からはいよいよ大使館プロセスです。

 

VISA取得(IR-1)まで【②NVCプロセス】

注!こちらの記事は私がVISA申請を行った2016年の経験をもとに書いています。移民法・申請方法は頻繁に更新されます。申請の際は、必ずご自身でUSCIS、NVCのHPで最新情報をご確認をお願いします。

 

前回はUSCISへ請願書を送るプロセス について書きました。

次のステップはNVCです。

 

 

NVC

USCISでの請願が無事に承認されるとケースはNVC(National Visa Center)に送られます。私たちは承認されるまでに7か月掛かりました。VISA申請において一番先が見えずに長~~い待ち期間でした。

前回のUSCISでは婚姻関係の正当性をメインに審査、NVCではバックグラウンド審査に加え、移住後に生活していける経済力が米国籍者にあるか(私たちの場合は扶養者となる夫)を重点的にチェックします。ここでは夫のファイナンス関係の書類集めがカギとなります。

ケースがUSCISからNVCに無事に移送されるとwelcome letterというお知らせが届きます。このお知らせにNVCプロセスにおいてオンライン手続きを行うのに必要なcase numberが記載されています。

オンライン上でのフォーム提出や申請料の支払いなどやることの多いNVCプロセス、こちらも順を追って振り返っていきます。

 

1: Choose an Agent

→DS-261をオンラインで提出します。NVCから連絡を受ける人を選定して下さい、というものなのですが弁護士を利用している方は弁護士を、そうでない方は申請者本人、家族、信頼できる友人(信頼できる人なら誰でもOK)を選びます。私たちは夫にしました。一体何のためにあるのか謎のステップです。

Please allow up to 3 weeks for the NVC to process your DS-261 before continuing to the next step.

必要性が謎な上、とてつもなくシンプルなフォームに関わらず3週間も審査に掛かるですと…!?私たちは6日で承認されましたが、VISA手続きは忍耐の連続です。


2: Pay Fees

→DS-261が承認されると申請料を支払えるようになります。申請料は

① AOS fee(Affidavit of Support Fee) $120

② IV fee(Immigrant Visa Application Processing Fee)  $325

の2種類あり、①AOSの支払いが承認されてから②IV feeを支払えるようになります。…めんどくさい!!一気に払いたい!!しかもそれぞれの支払いが完了するまでに1週間ほど掛かり、ここでもまた待ち時間にやきもきするのでした。

 

3: Submit visa application form

申請料金の支払いが完了するとオンライン上でDS-260(移民ビザの電子申請)に進めるようになります。何十ページにも渡る膨大な量の情報を入力しないといけないので覚悟が必要です。私はあらかじめDS-260のサンプルページ(下記リンク)を印刷してそれを見ながら入力しました。それでも1時間くらいかかったでしょうか。

https://travel.state.gov/content/dam/visas/DS-260%20Exemplar.pdf

入力画面サンプルです。どんな質問があるか目を通すだけでも作業がはかどります。

 

入力時は各ページに保存ボタンがあるので、こまめに保存しながら作業するのがおススメです。時間が掛かったり、ネットワークエラーでせっかく入力したものが消えてしうことがあるようです。

 

・両親の出生地(それぞれの戸籍謄本に記載されているもの)

・過去に住んだ住所(引っ越した日付も)

・過去5年?5回?のアメリカへの渡航歴(last five U.S. visitとは…)

・最終学歴の学校英語名・住所

・職場の英語名・住所

 

特に上記の項目はあらかじめ調べておいた方がスムーズに入力できると思います。

 

過去に住んだ場所については役場で「戸籍の附票」を取りました。住民票だと現住所、前住所のみしか記載されていませんが戸籍の附票は過去の転入歴が全て記載されています。引っ越しの多かった私は大助かりでした。(ただし、本籍を移動している方は本籍移動後のものしか記載されていないのでそのような場合は転籍前の戸籍の附票を取る必要があります)

 

アメリカへの渡航歴については色んな方のブログを参照しても「過去5回分」なのか「過去5年分」なのかはっきりしませんでした。last five U.S. visitってちょっと分かりにくいですよね…。私は過去5年でピッタリ5回でしたので5回分入力しました。はっきりした日付が分からなければ大体で良い、と注意書きがありましたがパスポートの入国/出国スタンプを確認し、更に下記のサイトでダブルチェックした情報を入力しました。view travel historyをクリックし、パスポート情報を入力すると過去の渡航歴が一覧で見れます。

https://i94.cbp.dhs.gov/I94/#/home#section

 

過去の住所についても、アメリカへの渡航歴についてもNVCが掘り下げて調べることはないとは思うので大体でも大丈夫だったかも知れませんが、念には念を…ということで正確に入力しました。

最後の方のページはテロ行為を行ったことがあるか、麻薬グループと関りがあるかなど、夫曰く「読まずに全部NOで大丈夫だ!」な質問がずらーーーっと並びますが一応、すべてに目を通してポチポチとNOをクリックしていきました。

 

全ページ入力して保存した後、間違いがないか夫にも確認してもらってから提出。オンライン上に保存出来て、後から確認できるので便利ですが、それにしても大変な作業でした。

4: Collect Financial Documents

渡米後に政府の援助(生活保護など)を受けずに生活できることを宣誓する為の書類です。これは夫側で用意する書類だったので私はノータッチでした。納税証明書や収入証明書などを提出したようです。povertry guideline(貧困ガイドライン?)で125%以上上回っていないと共同スポンサーをつけないとならないようで、これは居住する州や扶養人数によって変動するようです。以下のサイトを参考に↓

https://www.uscis.gov/i-864p

 

5: Collect Supporting Documents

welcome letterに同封されていたリストを元に必要な書類を集めます。私たちが受け取ったリストはこちら。

 

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list

 ケースごとに内容が違うようです。2と3が夫側が用意する書類(financial documents)で、4が私側が用意する書類(suporting documents)です。

 

私が用意した書類は…

birth certificates → 戸籍謄本コピー

marriage certificates → 戸籍謄本コピー

valid, unexpired passport → パスポートコピー

police certificate  → 犯罪経歴証明書(原本)

translations →  戸籍謄本の英訳

です。

 

戸籍謄本が出生の証明(birth certificate)と婚姻の証明(marriage certificate)を兼ねています。こちらはUSCISに一度提出済なので「また…?」と思いつつもう一度新しいものを取り寄せ、英訳はエクセルフォーマットの日付と発行番号のみ変更しました。婚姻受理証明書とその英訳を送る方もいるみたいですが、私は戸籍謄本のみ提出しました。全てphotocopiesを送ってください、とのことでしたが犯罪経歴証明書については開封厳禁でコピーの取りようがなかったので原本をそのまま送付しましたが最終的に問題なかったです。

6: Submit Documents to the NVC

いよいよです!4と5で集めた書類を一緒にNVCに送ります。これをIVパッケージ(immigrant visa パッケージ)と言います。この審査が終わると、ケースはNVCから日本のアメリカ大使館に移されて面接の日程が決まります。IVパッケージの送付から面接まで2ヶ月ほどかかりますが、USCISでのなが~~~~い待ち時間を思えばあっという間です。VISA取得まであともう少し。

 

ポイント

・NVCでは受け取った書類を機械で一枚一枚読み込みするそうです。なので書類はホチキスで止めたり、一枚ずつクリアファイルに入れたりせずにまとめてファイルに入れて送りました。

 

・公式のインストラクションでは

After you collect your financial forms and supporting financial evidence, you and each family member immigrating with you to the United States should collect the civil documents that are required to support your visa application. 

とまるで、4と5のステップが別々のもので4が終わってから5をするのように書かれていますが実際は同時進行で進めることが出来ます。特に犯罪経歴証明書は自治体により申請から取得まで2週間以上かかることもあるので、プロセスを把握して早めに動くことで書類集めがスムーズに進みます。とは言っても、犯罪経歴証明書の有効期限は1年間なのと、公的な機関(VISAのケースだと移民局)が発行を要求している証拠がないと受理してもらえません。私はNOA2のI797のコピーを持参しました。指紋採取が必要な為、代理申請は不可。自治体によっては手数料が掛かったり、パスポートの他に住民票が必要なところもあるのでお住いの都道府県の県警に確認してみてください。

 

また、1年以上外国に居住したことがある人はそれらの国全ての警察証明書を提出する必要があるということなので該当する方は外国から警察証明書を取り寄せる方法も調べておいた方が良いですね。大変そう…!

 

しかし振り返っていて改めて思いましたが、VISAの手続きって本当に分かりにくいですね。最初の請願書はUSCIS、次にNVC…更に途中途中で市役所や県警にHPや電話で確認を行ったりとあっちこっちの情報を集めながらやらないといけないのでストレスですよね…。どこか1カ所に情報がまとまっていてそれに沿って進めれたらいいんですけどね。

 

私も手続き中はVISA申請中の方のブログ等を参考にいっぽ先のステップを意識しながら行っていました。この備忘記録が少しでもVISA申請中の方の助けになれれば、と思います。

 

VISA関連記事

VISA取得(IR-1)まで【何のVISAを申請?】 - 在米ぐうたら主婦の日常

VISA取得(IR-1)まで【①USCIS請願】 - 在米ぐうたら主婦の日常

 

VISA取得(IR-1)まで【①USCIS請願】

注!こちらの記事は私がVISA申請を行った2016年の経験をもとに書いています。移民法・申請方法は頻繁に更新されます。申請の際は、必ずご自身でUSCIS、NVCのHPで最新情報をご確認をお願いします。

 

前回はビザの種類について書きました。私たちは配偶者ビザのIR-1申請を行います。

 

私たちは弁護士に依頼せず全て自分たちで手続きを行いました。日本語の書類も自分で英訳。手間は掛かりますが用意する書類はどのみち変わらないのでひとつひとつ良く確認して行えば大丈夫です。より確実、安全に進めたい方は弁護士・翻訳業者に依頼するとよいと思います。

 

では早速、VISA申請を順を追って書いていきます。

まず最初はUSCISステップです。

 

USCIS

USCIS(US Citizenship and Immigration Service)、通称アメリカ移民局に請願書を送ります。このプロセスはアメリカ国籍者である夫が「配偶者を移民として入国させたい」とお願いをするものです。

 

提出書類

・カバーレター

・I-130

(2人の関係、申請するVISA、夫/私の情報を記載するフォーム)

・G-325aとパスポート写真(情報詳細フォーム、夫)

・G-325aとパスポート写真(情報詳細フォーム、私)

・G-1145(メールでお知らせを受け取る為の申請フォーム。)

・出生証明書コピー、パスポートコピー(夫)

・パスポートコピー(私)

・結婚証明書(アメリカで取得したもの)

・戸籍謄本(私)

・戸籍謄本英訳

・婚姻関係の証明(2人の写真等)

・請願料金$420(2017年に値上げし$535になっています)

 

→私側の書類をEMSで夫に送付し、夫分との書類とを合わせUSCISに送付して貰いました。

 

ポイント

・婚姻関係の証明には

「joint bank account等の共同資産を証明する書類」

「2人の間の子供の出生証明書」

「住所を共にしていることを証明する書類」

などが例として挙げられていました。一緒に住み始めていなかった私たちはそれらが用意できなかったので、結婚式の写真や互いに行き来した飛行機の搭乗券のコピーを証明として送りました。(ブログなどを拝見していると通話記録やメールのやり取り、購入したプレゼントのレシートを提出している方もいたので私たちの用意した証明が十分なのか心配していましたが大丈夫でした。VISA目的の偽装結婚でないことを証明するものなので、日本人ならそこまで疑われることもないのかなという気もします。ただ移民の受け入れに厳しくなっているそうなので、書類は用意すればするだけ安心だと思います。VISA申請の予定のある方でまだ一緒に住めそうでない方はチケット・レシートなど保管しておいた方が良さそうです。)

・G-1145は任意の書類です。夫の分のみ提出しました。2つのメールアドレスでお知らせを受け取りたい場合は2枚提出します。

・提出フォームはUSCISのHPよりPDFをダウンロードし入力、プリントします。プリント後、自筆でサインする欄があるので、忘れずに!

・2018年現在はG-325aのフォームが無くなり、新しくI-130aというフォームが追加されたようです。今後も改定される可能性があるので要注意です。

2018年現在は請願料金が$535になっています。G-1450フォームを提出することでクレジットカードでの支払いも可能になったようです。私たちが申請した時は小切手のみだった気がします。

・送付する書類の全てのコピーを2部とっておきましょう!USCISでは大量の申請を処理しているので紛失などに備える為です。

・請願者の住んでいる州によって書類の送り先が違います。

・USCISの申請の後にも、渡航検診や面接時など合計3回写真を提出しなければなりません。カメラのキタムラさんでは撮影したデータのCD-Rを持参すれば簡単に焼き増しが出来るサービスがあります。何度も証明写真機を使うよりお得になりそうです。

パスポート用の証明写真|写真プリントはカメラのキタムラ

・戸籍謄本の英訳はエクセルで作成した雛形として使い提出しました。市町村によってフォーマットに違いがあるかも知れませんが参考になれば幸いです。

 

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USCISサイト

https://www.uscis.gov/

USCISの公式サイトです。申請方法、必要書類、記入例、請願料、送付先が書いてあります。最新フォームや、記入方法など隅々までよ~く読んで申請を行いましょう!

 

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VISA取得(IR-1)まで【何のVISAを申請?】 - 在米ぐうたら主婦の日常

 

 

 

 

VISA取得(IR-1)まで【何のVISAを申請?】

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まずはVISAの種類から書いていきます。

 

アメリカ人と結婚しアメリカに移住する場合、

婚約者VISA(K-1) 配偶者VISA(CR-1/IR-1)

のどちらかをのどちらかを選択する方が多いと思います。

 

それぞれの特徴についてまとめてみます。

 

 

婚約者VISA(K-1)

◎パートナーと婚約関係にある場合に申請できます。取得まで4ヶ月~9ヶ月ほど掛かります。VISA取得→渡米後、90日以内に結婚をしなければなりません。結婚後、グリーンカードの申請を行う必要があります。

◎費用は$605$800(2017年に値上げ)、これに加えグリーンカード、渡航検診の費用が別に掛かります。

  

配偶者VISA(CR-1/IR-1)

◎米国籍者と婚姻関係にある場合に申請できます。移民VISAとも呼ばれます。取得までは12ヶ月~18ヶ月、婚約者VISAより時間が掛かることが多いです。VISA申請がグリーンカード申請とセットになっているので、VISA取得→渡米後は手続きなしでグリーンカードを取得できます。

◎費用は$1,085$1,200(2017年に値上げ)。配偶者VISAの費用はグリーンカードのも含まれています。別に渡航検診の費用が掛かります。

CR-1

結婚してから2年未満の場合。グリーンカードは条件付き2年のものが発行される。

IR-1

結婚してから2年以上の場合。グリーンカードは10年のもの。

 

◎CR-1とIR-1については結婚から2年以上か未満かの違いで申請手続き自体は変わりありません。CR-1だと2年の条件付きグリーンカード、IR-1だと10年のグリーンカードが発行されます。

 

費用について

K-1 → $800 (グリーンカード)

CR-1/IR-1 → $1,200 (グリーンカード)

上記がアメリカ機関に支払う費用です。

◎この他に渡航検診(病院によって異なります。約35,000円~)や大使館までの交通費、宿泊費が掛かります。弁護士や書類の翻訳を業者に依頼する場合は更に費用が加算されます。

 

私たちの場合は2014年にアメリカ、2015年に日本にて結婚手続きが済んでいたのでIR-1の申請を行うことになりました。

 

次からは実際の申請のプロセスを書いていきます。

はじめまして

はじめまして。ミジンコと申します。

アメリカ中西部在住の30代主婦です。

配偶者VISAを取得し2018年8月に渡米しました。

VISA取得までの長く(面倒な)道のりを振り返ったり、アメリカでのぐうたらな日常を綴っていこうと思います。

どうぞよろしくお願いします。